「野菜とくだもの塾」第12回目が開催されました

3月20日、管理棟2階多目的室「フレッシュ交流館」にて、「市場発・野菜とくだもの塾」第12回目が開催されました。

「市場発・野菜とくだもの塾」は、青果部・卸売業者「丸果秋田県青果(株)」が主催する料理講習会で、県内産の旬な食材を使ったクッキングなどを行っています。

昨年4月から始まった「野菜とくだもの塾」は、第12回目となる今回が、本年度最後の開催。テーマとなる食材について学んだほか、今までの講座の集大成として、参加者自らが調理するメニューを決めて、料理の腕をふるいました。

「苔菜(とうな)」について学びます
「苔菜(とうな)」について学びます

まずは、今回のテーマ食材「苔菜(とうな)」について紹介。

「苔菜(とうな)」とは、冬の間に茎を伸ばしたアブラナ科野菜の総称です。「とう」とは花をつけた茎のことで、冬の間に茎が伸びてくることを「とう立ち」と呼びます。

「苔菜」には白菜、菜花などが含まれ、前回の「野菜とくだもの塾」で取り上げた「オータムポエム」も苔菜の一種。

さまざまな苔菜のうち、今回は秋田県内で生産されている「ふくたち」について説明が行われました。

「ふくたち」は、白菜をとう立ちさせた野菜です。秋田県南部の羽後町で盛んに生産されており、春を告げる野菜を「福」にたとえて「ふくたち」と名付けられました。

白菜の種から作られる「ふくたち」ですが、外見も味も白菜とは異なっており、甘みが増しているのが特徴。冬の間にとう立ちさせた野菜は、寒さに耐えるために養分として甘みを蓄えています。

おひたしや炒め物にていただくほか、JAうごのホームページでは様々なアレンジレシピが紹介されているとのことです。JAうごの「ふくたち」について詳しくはこちら

グループに分かれてクッキング開始
グループに分かれてクッキング開始

その後、クッキングコーナーでは、25名の参加者が3つのグループに分かれて調理を開始。野菜や果物が主役になるメニューをそれぞれ調理しました。

春らしく、「野菜のちらし寿し」
春らしく、「野菜のちらし寿し」

ひとつめのグループが調理したのは、「野菜のちらし寿し」。にんじん、ごぼう、干ししいたけ、れんこんを混ぜた野菜たっぷりのちらし寿しで、菜の花を加えて彩りもプラスしています。

ごろごろ野菜たっぷり、「根菜のグラタン」
ごろごろ野菜たっぷり、「根菜のグラタン」

ふたつめのグループは、「根菜のグラタン」「ひろっこの酢味噌和え」の二品を調理。

「根菜のグラタン」は肉を使わない、野菜中心のグラタンです。じゃがいも、にんじん、かぼちゃを強めの塩水で茹で、塩味をしっかりつけるのがポイント。

旬のいちごを可愛らしく包んだ「いちご大福」
旬のいちごを可愛らしく包んだ「いちご大福」

3番目のグループは、デザートとして「いちご大福」を作りました。

このレシピでは、大福を電子レンジで作るのがポイントで、白玉粉、砂糖、水を2回に分けてレンジで加熱します。あんこで包んだいちごを、大福で包めばできあがり。

みんなで作った料理をそれぞれ味わいます
みんなで作った料理をそれぞれ味わいます

このほか、旬の食材を使ったメニューとして、「春キャベツのスープ」「きのこと鶏肉の春巻き」「ふくたちとえのきの和え物」「菜の花の辛子和え」の4品が用意されました。

完成した料理の数々は、昼食として全員で試食。参加者らはそれぞれ作り上げたバラエティー豊かな料理の味を楽しみました。

修了証書の授与です
修了証書の授与です

調理終了後、本年度最後の開催となった「野菜とくだもの塾」の締めくくりとして、修了式が行われました。

昨年4月から毎月1回、1年間にわたって参加した25名の受講生には、主催の丸果秋田県青果(株)・高橋社長より、修了証書と記念品を贈呈。

この講座で学んだ料理を家族や友人に振る舞い、とても好評だったと話す参加者に、高橋社長は「これからも県内産野菜の魅力や、調理法を周りの方々にも広めていってほしい」とあいさつを述べました。

1年間ありがとうございました!
1年間ありがとうございました!

また、参加者らもひとりずつ感想を述べ、「生産者の思いを直接聞くことができて、野菜に対する愛着が生まれた」、「野菜の様々な調理法が分かり、今までより野菜を買うようになった」との声が聞かれました。

それぞれこの講座に対する思い入れが大きく、名残惜しそうな様子も見られながら、本年度の「野菜とくだもの塾」は閉講を迎えました。

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